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経団連ミャンマー訪問へ 過去最大規模の140人



経団連は4~9日、ミャンマーとカンボジアに米倉弘昌会長を団長とする大型訪問団を派遣する。民主化が進み今後の経済発展が期待される両国官民トップと、インフラや投資環境の整備などで意見交換するのが狙い。

 参加者は約140人と、経団連の海外訪問団として過去最大規模。経団連会長による両国訪問は初めてで、川村隆日立製作所会長、勝俣宣夫丸紅会長ら大手企業のトップら約60人も名を連ねる。

 ミャンマーではテイン・セイン大統領、カンボジアではフン・セン首相を表敬するほか、主要閣僚とも会談。ミャンマーは、過去20年の軍政下で産業の担い手が払底しており、経団連は人材育成のための奨学金や研修制度の創設を提案する方針だ。

 経団連は昨年8月、軍事政権下で休止していた「日本ミャンマー経済委員会」を再開。日本政府も今年3月末までに円借款の供与を26年ぶりに再開する方針で、ミャンマーへの投資環境の整備が加速している。

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