スーチー氏率いるNLD、初の党大会開催へ ミャンマー
アウンサンスーチー氏率いるミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)が来月上旬、党大会を開くことになった。民主化運動が高まった1988年の結党以来、事実上初の党大会となる。複数の党幹部が12日までに明らかにした。
大会は3月8日から3日間の日程で、最大都市ヤンゴンで開かれる。1千人を超える代議員が選出した中央委員(120人)により、最高意思決定機関の中央執行委員を決定。2年後の次期総選挙に向けた体制づくりなどを議論する。
当初は今月の開催を予定していたが、代議員の選出などをめぐり、複数の地方組織との対立が表面化。調整などに手間取り、開催がずれ込んだと見られる。
【バンコク=藤谷健】