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中国・ミャンマー原油天然ガスパイプライン、13年末に試験運転へ





注目を集めている中国・ミャンマー原油天然ガスパイプライン整備の進ちょくについて、7日に北京で開かれた記者会見で雲南省の高樹クン(員に力)副省長は、「国内区間の施工は順調に進み、海外区間は加速している」と語った。東方財富網が伝えた。

中国・ミャンマー原油天然ガスパイプラインは、ミャンマー西海岸のKyaukry市を西の起点とし、雲南省瑞麗を経由して中国に入り、貴州省安順で分流 し、それぞれ重慶市と広西チワン族自治区に向かう。原油輸送力は設計ベースで年間2200万トン、天然ガス輸送力は設計ベースで年間120万立方メートル だ。海外と国内の区間はそれぞれ2010年6月3日と9月10日に着工している。

7日、国新弁が「中国・南アジア貿易経済連携および第1回中国・南アジア博覧会」に関連した状況を紹介した際、高樹クン副省長は、「天然ガスパイプラインは上半期終盤、先行稼働できるだろう。原油パイプラインは13年末ないしは14年初めに試験運転を行う」と語った。

高樹クン副省長は、「同パイプラインは雲南省あるいは中国の経済発展に大きな役割を果たす。中国はエネルギー大国だが、エネルギー輸出大国でもある。従っ て、中国・ミャンマー原油天然ガスパイプラインは中国のエネルギー不足を大いに緩和することができる」との認識を示した。

アナリストによると、「元パイプラインはマラッカ海峡を通り、インド洋を経由し、ミャンマーで上陸する中東原油を中国まで送り、中国西南地区のエネルギー不足を改善し、『原油輸入元の分散化、輸入方式の多様化』という国の戦略を達成するうえで重要な意義がある」という。

(翻訳 李継東/編集翻訳 矢島東吾)



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