今冬の死者、56人に=日本海側、大雪続く
上空の強い寒気の影響で、日本列島は2日午後も、北海道・東北から西日本の日本海側を中心に大雪が続いた。降雪は3日から弱まるが、気象庁は雪崩や除雪時の事故に警戒を呼び掛けた。総務省消防庁の2日現在のまとめによると、今冬の大雪による死者は9道県で計56人になった。
都道府県別に見ると、死者が最も多いのは新潟の13人で、次いで北海道、秋田各10人、青森9人、長野8人など。56人のうち、65歳以上が38人を占めた。また、屋根の雪下ろしなど除雪作業中の死者が43人、雪崩による死者は秋田県・玉川温泉の犠牲者3人を含む4人。重軽傷者は19道府県で752人に上った。