2月10日(金)14時36分配信
[ナッシュビル(米テネシー州) 9日 ロイター] 米テネシー州で先月、フェイスブックの友だちリストからある女性を削除した夫婦が、自宅で殺害されるという事件が起きた。警察当局が9日明らかにした。
地元警察によると、夫婦の遺体は自宅で発見されたが、2人とも頭を撃たれ、夫の方は喉をかき切られていた。妻の腕の中にいた生後8カ月の乳児は無事だったという。同州北東部マウンテンシティの司法当局は8日、フェイスブックの友だちリストから消されていた女性の父親(60)ともう1人の男(38)を第1級殺人容疑で訴追した。
容疑者の弁護士は、フェイスブックの問題だけが原因ではないとの見方を示している。
米国では過去にも、フェイスブック絡みの事件が起きていた。報道によると、アイオワ州では昨年、友だちリストから削除された女が、友人の車庫に放火した疑いで逮捕された。またテキサス州では、母親の命日に関する投稿に「いいね」ボタンを押さなかった妻への暴行容疑で男が訴追されている。