民主化とともに経済改革を進めるミャンマーで、日本企業として初めて大手商社の丸紅が首都ネピドーに駐在員事務所を開設し、現地では日本企業の進出に関心が高まっています。
駐在員事務所を開いたのは、大手商社の丸紅で、16日、ミャンマー政府の関係者らおよそ100人を招いて、首都ネピドーで開所式を行いました。
ミャンマーでは、去年発足した政権が民主化とともに経済の改革や開放を進めており、欧米各国による制裁の緩和を見越して、企業進出の動きが活発になっています。しかし、ネピドーは、7年前に当時の軍事政権が新たに建設した都市で、最近まで外国人の立ち入りが規制されていました。
最大都市のヤンゴンと異なり、民間企業の進出は進んでおらず、日本企業でネピドーに事務所を開設したのは丸紅が初めてとなりました。
丸紅は今後、ミャンマーで大規模なインフラの整備や豊富な資源の開発などビジネスチャンスが拡大するとみており、ネピドー出張所の浅山明人所長は「ミャンマー政府との日々の接触を通じて、より深い情報収集を行い、ビジネスに役立てていきたい」と話していました。
ミャンマー側も、日本企業の進出に関心が高まっており、開所式であいさつしたプウィン・サン副商業相は「外国企業の進出に必要な支援は何でも行う」と呼びかけたほか、ミャンマー商工会議所のタウン・ティン副会頭は「日本企業は信頼できるパートナーであり、できるだけ早い進出を期待している」と話していました。
ミャンマーでは、去年発足した政権が民主化とともに経済の改革や開放を進めており、欧米各国による制裁の緩和を見越して、企業進出の動きが活発になっています。しかし、ネピドーは、7年前に当時の軍事政権が新たに建設した都市で、最近まで外国人の立ち入りが規制されていました。
最大都市のヤンゴンと異なり、民間企業の進出は進んでおらず、日本企業でネピドーに事務所を開設したのは丸紅が初めてとなりました。
丸紅は今後、ミャンマーで大規模なインフラの整備や豊富な資源の開発などビジネスチャンスが拡大するとみており、ネピドー出張所の浅山明人所長は「ミャンマー政府との日々の接触を通じて、より深い情報収集を行い、ビジネスに役立てていきたい」と話していました。
ミャンマー側も、日本企業の進出に関心が高まっており、開所式であいさつしたプウィン・サン副商業相は「外国企業の進出に必要な支援は何でも行う」と呼びかけたほか、ミャンマー商工会議所のタウン・ティン副会頭は「日本企業は信頼できるパートナーであり、できるだけ早い進出を期待している」と話していました。