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<ミャンマー>米に選挙監視団の派遣要請

3月21日(水)20時3分配信
【バンコク西尾英之】在ヤンゴン米国大使館は21日、ミャンマー政府から4月1日の議会補欠選に選挙監視団の派遣を要請されたと明らかにした。12月に訪 問したクリントン米国務長官は、対ミャンマー制裁解除の前提条件として補選の監視団の受け入れを要求していた。ミャンマーのテインセイン大統領は、投開票 の公正な実施に自信を示すとともに、制裁の緩和・解除実現へ改めて強い熱意を示した形だ。

 米大使館報道官によると、米国とともに制裁を科している欧州連合(EU)にも派遣が要請された。ミャンマー自身が加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)も20日、ミャンマーから監視団派遣要請があったことを明らかにしている。

 ミャンマーが選挙で国際監視団を受け入れるのは初めて。軍事政権(当時)は一昨年11月の総選挙で外国からの監視団受け入れを拒否。軍部翼賛政党が圧勝し、野党側は事前投票などで多くの不正があったと抗議した。

 野党候補者の多くは、政府は今回の補選を自由・公正に行うよう努力していると一定の評価を下している。しかし政見放送の原稿を当局側が事前検閲し一部の 削除を求める事案などもあり、民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん率いる「国民民主連盟」(NLD)は19日、「このままでは自由・公正とはいえな い」との声明を出している。
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