4月1日(日)6時32分配信
ミャンマーで1日、議会の補欠選挙が行われる。民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんが率いて22年ぶりに選挙に参加する、最大野党のNLD(国民民主連盟)が、議席の半数以上を獲得するとみられている。
選挙キャンペーン最終日に自らの選挙区に入ったアウン・サン・スー・チーさんは、集まった支援者から熱烈な歓迎を受けていた。
アウン・サン・スー・チーさんは「選挙で当選したら、何度もここに足を運びます」と述べた。
支持者は「もちろん、アウン・サン・スー・チーさんに投票しますよ」と話した。
地元メディアなどによると、アウン・サン・スー・チーさんの当選は確実で、NLDが45議席のうち半数以上を獲得するとみられている。
しかし、旧軍事政権の後継与党が議会全体で多数を占める状況は変わらず、アウン・サン・スー・チーさんらが求める憲法改正や、さらなる民主化がどの程度進展するかは未知数となっている。
選挙は即日開票されるが、正式な結果発表には数日かかる見通し。