スー・チー氏、ハワイなど訪問へ出発
ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー氏は24日、訪問先のハワイと韓国に向けて、最大都市・ヤンゴンを出発しました。
ミャンマーの最大野党・NLD=国民民主連盟の党首、アウン・サン・スー・チー氏は日本時間24日の午前、ヤンゴンからハワイに向けて出発しました。ハワイでは25日からホノルルで開かれる国際ロータリーのフォーラムに出席します。
また、スー・チー氏は28日から韓国のソウルを訪問し、朴槿恵(パク・クネ)次期大統領と会談するほか、知的障がい者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」の開幕式にも出席する予定です。
朴槿恵次期大統領とスー・チー氏は、いずれも父親を暗殺された共通点があり、アジアを代表する女性指導者として政治や経済など幅広い分野で意見を交わすものとみられています。
スー・チー氏は今後、日本への訪問も検討していて、NLDの関係者によると、4月を軸に日程の調整などを行っているということです。