会談の冒頭、ミャンマー最大野党、国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏(左)と握手する安倍晋三首相=18日午後、首相官邸
安倍首相、スー・チー氏と会談
安倍晋三首相は18日夕、首相官邸でミャンマー最大野党、国民民主連盟(NLD)党首アウン・サン・スー・チー氏と会談した。同国のさらなる民主化支援や経済協力などをめぐり意見交換する見通しだ。
日本側では、6000万人の人口を有し、豊富な労働力を抱えるミャンマーに新たな投資先としての関心が集まっている。会談で首相は、政府開発援助(ODA)などを通じて同国の民主化を後押しする日本の立場を伝え、両国の関係強化を図る考え。
スー・チー氏は日本政府の招聘(しょうへい)により27年ぶりに来日した。(2013/04/18-18:22)
安倍首相は18日午後、日本を訪れているミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏と、首相官邸で会談した。
会談で、安倍首相は2012年、国会議員の有志の寄付でミャンマーに小学校の校舎を寄贈したことを話したうえで、「ミャンマーの未来について支援をしたい」と強調した。
これに対し、アウン・サン・スー・チー氏は、「ミャンマーの教育に関心を持っていただき感謝する」と述べた。
また、安倍首相は、ミャンマーの民主化と経済の発展に向けた支援をしていく考えを伝えたもよう。