WikiLeaksのアメリカ外交電報によると、ミャンマー(ビルマ)政府は、米や他の農作物を北朝鮮に輸出している見返りに、武器を輸入しているという。
2009年7月のヤンゴンのアメリカ大使館のメモによると、ミャンマーは約2万トンの米を軍が所有するMyanmar Economic Holdings Ltdを通じて北朝鮮へ輸出したという。
ビジネス筋によると、「ミャンマーは5年間にわたり、米や他の農作物を北朝鮮に輸出し、見返りに武器を輸入している」という。武器は、「一般的な武器」だという。
昨年、Wikileaksが公開したアメリカ外交筋のメモによると、アメリカ政府は、長年、ミャンマーが北朝鮮の支持を得て核開発をを密かに行っているのではないかと睨んでいるという。
11月に出された国連の報告書によると、北朝鮮は禁止された核設備、弾道設備をミャンマー、イラン、シリアへ輸出しているという。
今年の3月以降、ミャンマーは名目上文民の政府となっている。昨年の、総選挙は物議を醸し、政府高官は元軍人で占められている。
【拙訳】
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