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僧侶を人間の盾として使用。ビルマ政府軍

先週日曜日、ビルマ(ミャンマー)シャン州の前線で物資の運搬中、ビルマ政府軍により人間の盾となっていた人の中には僧侶も含まれていたという。僧侶は東ビルマのシャン州のケシ・メンシ地区で軍に同行させられている。この数ヵ月間、現地では、政府軍とShan State Army (SSA)の戦闘が激化している。現地の人の情報によると、ワンペイン村から多くの男女が連行されたという。

「35人ほどの男女がワンペインの僧院の僧侶とともに軍に連行されました。40人ほどの僧侶と修業者が僧院にいましたが、残されたのは7人の僧侶と入門者、僧院長だけでした。」

「軍は僧院のトラックも持ち去り、僧侶に運転させました。ワンペインはケシ・メンシから14マイルの距離で、歩いて5, 6時間かかります。」

ビルマ政府軍が国境地域で人間の盾を使うことは定期的に報告されている。政府軍と戦う政府軍は地元民の協力や支援を受けている。

しかし、人間の盾に僧侶が使われたのは稀だ。僧院コミュニティはビルマでは尊敬の対象だが、政府は仏教にほとんど好意を持っていない。タイのAssistance Association for Political Prisoners–Burmaによると、222人の僧侶が投獄されているという。2007年9月の抗議活動の際に射殺された僧侶も多い。

SSAの政治組織Shan State Progressive Partyのサイ・ラ少佐は、ビルマ政府の市民や僧侶の扱いを非難している。

「我々SSAは、政府軍が村人を人質に取り、人間の盾として使うのを見ました。人権侵害です。ビルマ政府軍が本当の兵士ならば、本当の兵士として振る舞うべきであり、村人を人間の盾にすべきではありません。きわめて不当です。」

「もし村人が人間の盾になっていなかったら、我々は死ぬまで戦っていたでしょう。」

火曜日朝、DVBはケシ・メンシから7マイル離れたモンカウン村の20人の村人も政府軍に連行されたことを確認している。

【拙訳】

元の英文記事はこちら
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