地方遊説では行く先々で熱狂的に迎えられ、人気の高さを見せつけたミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん。4月1日の国会補欠選を2カ月後に控えた1月末、スー・チーさんが選挙区に選んだ最大都市ヤンゴン南部のコムー地区を歩いた。
「国中で自分たちだけがスー・チーさんに投票できる。とても光栄だ」「絶対、スー・チーさんに投票する」。中心街に屋台や小さな商店が並ぶだけの貧しい町だが、住民はみな明るい表情で興奮気味に答えた。
コムー地区はヤンゴン中心部から車で約1時間半。途中から道は穴だらけになり、車は大きくがたがたと揺れた。道ばたにはわらぶきのような粗末な民家が並び、車が通るとほこりが舞い上がった。
スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)の同地区支部長エイ・テインさん(55)は自宅兼事務所で取材に応じ、「スー・チーさんがここから出馬し、みんな誇りに思っている」と話した。一方で、「われわれは全国民に対し、スー・チーさんを勝たせる義務を負っている」と表情を引き締めた。
「国中で自分たちだけがスー・チーさんに投票できる。とても光栄だ」「絶対、スー・チーさんに投票する」。中心街に屋台や小さな商店が並ぶだけの貧しい町だが、住民はみな明るい表情で興奮気味に答えた。
コムー地区はヤンゴン中心部から車で約1時間半。途中から道は穴だらけになり、車は大きくがたがたと揺れた。道ばたにはわらぶきのような粗末な民家が並び、車が通るとほこりが舞い上がった。
スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)の同地区支部長エイ・テインさん(55)は自宅兼事務所で取材に応じ、「スー・チーさんがここから出馬し、みんな誇りに思っている」と話した。一方で、「われわれは全国民に対し、スー・チーさんを勝たせる義務を負っている」と表情を引き締めた。