photo;3/9/2012
ミャンマー軍が15日に最大都市ヤンゴンで、軍に徴用されていた18歳未満の少年ら24人を解放していたことが20日分かった。国連とミャンマー政府の合意に基づく措置で、国連児童基金(ユニセフ)が発表した。
軍幹部やユニセフ代表らが出席して開かれた式典で解放された。ユニセフはさらに多くの少年兵らが解放されることに期待感を示した。
現地の国連当局者は「子どもは徴用しないとのミャンマー政府の姿勢を示したものだ」と歓迎。武装勢力にも少年兵を解放するよう呼び掛けた。
一方、ミャンマーを今月訪れた国連のミャンマー問題担当特別報告者キンタナ氏は20日、政府軍と反政府少数民族武装勢力の戦闘が続く北部カチン州などで 「(住民の)人権が侵された状況が放置されている」と懸念を表明する声明を出した。3月に人権状況に関する報告をまとめる方針。
(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130221/asi13022112010001-n1.htm